「あなたは耳たぶが小さいから、ピアスにしたほうがいいわね」

母の何気ないひと言がきっかけで、
ピアス穴をあけたのは海外生活をしていた小学校低学年のとき。
以来、ジュエリーは私の生活の一部となりました。

このとき記念に初めて買った金のハートのスタッドピアスは
四半世紀以上たった今でもしっかり現役です。

流行りものやかわいいものに目移りした中高生時代
ブランド品に憧れて背伸びした大学時代をへて
自分の好きなものがはっきりとしてきたときに、ふと思ったこと。

欲しいものが世の中になければ、自分で作ればいいのでは？

そう思って作りはじめた作品が
すこしずつ、いろんな方の目に触れ、手にわたり
「シンプルなのに、いままでなかった」
「こんなジュエリー欲しかった」
そう言っていただけることがなによりも嬉しく思います。

とっておきの日に使ってくださる方
毎日ヘビロテで肌身離さず使ってくださる方
たいせつな方への贈り物に悩み抜いて選んでくださる方

皆さまの元へ巣立ったジュエリーが出会う
それぞれのストーリーを想像するのも私の密かなたのしみです。